食事の準備を手伝う姿に感動
我が家には二人の娘がおり、上の子は5歳、下の子は2歳です。上の子は少しずつ家の中のことを任せられるようになってきました。食事前にはお箸を並べてもらうようお願いしていますが、今日は妹の分まできれいに揃えてくれました。もちろん、完璧ではありません。箸置きが逆向きだったり、席順が間違っていたり。でも、一生懸命やっているその姿を見ると、思わず微笑んでしまいます。
「ありがとう!とっても助かったよ」と伝えると、嬉しそうにニコッと笑ってくれます。こうやって小さな達成感を味わってくれるのが、親としては何より嬉しい瞬間です。
妹の「私もやりたい!」
そんなお姉ちゃんの姿を見て、2歳の妹が「私も!」と大興奮!まだ難しいのですが、お姉ちゃんがやることをじっと観察して、真似しようとします。洗濯物をたたむお手伝いをしているときも、妹も一緒にやろうとします。まだ上手にできない妹を見たお姉ちゃんが、たたみ方を教えている姿はなんとも微笑ましいです。お姉ちゃんの背中を見て成長していく妹。こうやって、家族みんなで少しずつ成長していくのだなと実感しました。たとえうまくできなくても、親は「挑戦する気持ち」を認めてあげることが重要と考えております。10回やって9回失敗しても、1回成功したことをうまく伝えるようにしています。
お手伝いとお小遣いのバランス
きちんとお手伝いができたときにお小遣いを渡しています。1回ごとに10円をあげます。「ありがとう、お皿も箸もとっても上手に並べてくれたね」と一緒に伝えると、嬉しそうです。
ただ、お小遣いのためだけに手伝ってほしいわけではありません。本当は、家族の一員として「みんなのためにやる」という気持ちを持ってほしいのですが、まだその考えを理解するのは難しい年齢と思っています。でも、まずは自分のやったことが評価される喜びを知り、「できた!」」という自信や「うまくできない。なぜだろう?」という疑問を持ってもらうことが大事だと思っています。そのための一つの手段として、お小遣いを活用しているという感じです。
「ありがとう」の力
今日もたくさん「ありがとう」と言える時間がありました。上の子のお手伝いも、下の子の好奇心も、小さな家族の中で生まれる成長の種だと感じます。親としては、こうした瞬間を大切にしながら、子どもたちが自分の力でできることを少しずつ増やしていく手助けをしていきたいです。
明日はどんなお手伝いをしてくれるかな?また子どもたちと一緒に過ごす新しい日が楽しみです。